2018-05-17 第196回国会 参議院 農林水産委員会 第15号
この結果、例えばマサバ太平洋系群ではBlimitを上回るまで資源が回復してきております。 一方、米国やEUでは、我が国のBlimitと似たような考え方に基づく水準に加えまして、資源がMSY、すなわち持続的に生産できる最大の生産量を達成する水準に回復、維持させることを目標とする管理を実施しております。
この結果、例えばマサバ太平洋系群ではBlimitを上回るまで資源が回復してきております。 一方、米国やEUでは、我が国のBlimitと似たような考え方に基づく水準に加えまして、資源がMSY、すなわち持続的に生産できる最大の生産量を達成する水準に回復、維持させることを目標とする管理を実施しております。
先ほど触れましたけれども、このスケトウダラ太平洋系群の主たる生育場である北方四島というのは調査が入っていないという、その状況の下で、確かにその資源評価の精度は上がっているんだと思います。しかし、今この状況の下で先行利用をやめてしまう、見直してしまうというのはやっぱりちょっと時期尚早なんじゃないかと、これはやっぱり漁業者の不安を増すだけなんじゃないかと思うんですけれども、これはどうでしょうか。
話は変わりますが、スケトウダラ太平洋系群についてお伺いいたします。 スケトウダラはTAC対象魚種なので、資源量調査に基づいてTAC、漁獲可能量というのが決められております。かつて、このスケトウダラ太平洋系群については、二〇〇五年年級群というのが卓越発生だったんですが、この卓越発生を見抜くことができずに、資源量評価の中では分からなかった。
○横山信一君 スケトウダラの太平洋系群の新たな資源評価、生態についての知見が蓄積されているということは分かるんですけれども、これは二〇〇五年卓越発生を見抜けなかったということが根本になっているんですが、その見抜けなかった理由はそのとおりなんですけれども、実際のところ、道東沖から北方四島にかけて生育場が形成をされていると。
具体的な魚種でございますけれども、最近分布が変化をいたしている魚種として、ゴマサバの太平洋系群、また、マダラの日本海系群などがございますけれども、これがどの程度地球温暖化が影響しているかどうかについては、さらに研究を進めていく必要があるというふうに考えております。
例えば、大きく分けると日本海系群とか、それから太平洋側の太平洋系群とかございまして、御承知のとおり、太平洋の方も、親潮に乗ってくる部分と、それから南の暖流に乗っている系群とがあるというような形で、系群ごとにその漁獲可能量というものを、系群で海域を指定する形でまず総量が決まるのではないか。 それから次に、配分のところでございます。
太平洋系群について若干の変化の兆しが見られますけれども、先ほど申し上げましたように、サイクルの長さというのがボトムから山の一番高いところまで二十年余りあるわけでございます。サイクルの長さから考えまして、近々のうちにそう大きく変動するというふうには考えておりませんけれども、資源内容の変化について注意深く見守っていく必要がある、こういうふうに考えておる.ところでございます。
ですから、今これから申し上げられますことも、その点は多少割り引いてお聞きいただきたいのでございますが、マイワシの資源は四十七年ごろから急激にふえてまいりまして、太平洋系群を初めとして各系群とも高い水準を維持しております。
しかしながら、先ほど来申し上げておりますように、太平洋系群のマサバ資源については、現在の段階におきましては、資源論から出発して漁獲努力のあり方を決めるという議論を展開するところまで私どもの科学的知見の蓄積が進んでおらないということは残念なことでございますが、現状を率直に眺めればそういうことであるということを申し上げておるわけでございまして、そういう状況においては、漁業調整に当たっては漁業者相互間の漁場利用秩序
最後に、サバの太平洋系群というものに対する現在の漁獲の努力量というものを減らすならばどうなるのかという点で、この四つの点をまずお答えをいただきたいと思います。
○今村政府委員 スケトウダラにつきましては太平洋系群は非常に減少いたしておりまして、この資源状況はきわめて悪化しておると思っておりますが、北見沖系群と北部日本海系群につきましては、学者等に言わせますと大体横ばいではないかと言っております。